NY心霊捜査官

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NY心霊捜査官

【概略】ニューヨーク市警のラルフ・サーキ刑事は、動物園で我が子をライオンの檻に投げ捨てた女と、妻へ酷い暴力行為をはたらいた男を連続して逮捕した。関連性のない二つの事件だったが、どちらの加害者も何かにとり憑かれたように半狂乱で、常軌を逸した行動をとっていた。捜査の中で、自分にしか聴こえない、見えない“何か”があることを感じていたラルフの前に、神父のジョー・メンドーサが現れる。ジョーは、二つの事件は悪霊によるものであり、ラルフの能力“霊感”を用いて捜査するよう助言。当初悪霊の存在を信じなかったラルフも捜査が進むにつれその存在を実感し、ラルフとジョーは次第に人間ではない容疑者に近づいていくが…。
ホラー

.0★★★★☆
容疑者は人間ではないー。

「フッテージ」「エミリー・ローズ」の監督さんだから、そこそこ期待してみました。心霊と銘を打ってはいるけれど、要は悪魔です。日本だと悪霊ってことになるんだろうな。

主役を演じるエリック・バナさんは刑事ラルフで彼が体験した実話ということになっているのですが、実際のところ悪魔と対峙するのはやっぱり神父。これを、エドガー・ラミレスさんが演じています。ま、そうだよね。ちょっと霊感があるだけの刑事が悪魔や悪霊と対峙するのは無理ってもの。刑事でかつ神父的力を持っているという事になると一気にB級臭がするし。

でも。神父が魅力的で主人公の影うっすいの(笑)エリック・バナさんてもともと凄いスターオーラとか持ってる人でもないから、悪く言えば地味、なんだよね。ただ演技はしっかりしてましたし、傍観者的役割ならある意味このくらいの影の薄さで良かったのかもしれない。

そもそもが、冒頭、2010年にイラクの砂漠地帯で3人の男たちが、薄気味の悪い地下の洞窟の中へと入っていく。これが発端だった。
現代。ラルフがDVの通報を受けて急行すると、加害者の男はイラクで冒頭の洞窟の中へと入っていった3人の中の一人の男。また動物園のライオンの檻に我が子を投げ捨てたジェーンの近くでペンキを塗る不審な男も冒頭の3人の中の一人、また、地下室で妙な音がするという通報でラルフらが訪れると、地下室の壁に男の死体が出て来る。この男の身元はジェーンの夫で、やはり冒頭の…。

ジェーンの後見人だというジョー・メンドーサ神父は、壁に書かれていたのはバビロンの霊への伝言で、3人は「通り口」として憑りつかれたというのだった。
ところが、悪魔の魔の手は、ラルフの妻子にまで伸びて、ラルフはジョー・メンドーサ神父と共に、捕まえたサンティノ(動物園にいた男)の悪魔祓いをすることになる。

悪魔に憑りつかれた人たちの、狂い演技がしっかりしていて、また悪魔祓いシーンのラテン語もよくできていて、個人的には満足。

この監督さんの作品って、怖いぞー!!というよりも、怖い設定の中でサスペンスに移行するホラーってのが多い気がする。そういう意味では本作もその流れに乗った感じ。

 

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