世界にひとつのプレイブック

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世界にひとつのプレイブック

【概略】妻の浮気が原因で心のバランスを崩し、すべてを失くしたパット。今は実家で両親と暮らしながら、社会復帰を目指してリハビリ中だ。そんな時出会ったのが、近所に住むティファニー。愛らしい姿からは想像もつかない、過激な発言と突飛な行動を繰り出す彼女に、振り回されるパット。実は彼女も事故で夫を亡くし、心に傷を抱えていた。ティファニーは立ち直るためにダンスコンテストへの出場を決意、パットを強引にパートナーに任命する。人生の希望の光を取り戻すための、ふたりの挑戦が始まった―!
ロマンス

.0★★★★★
ブラッドリー・クーパー、ジェニファー・ローレンス共演。

妻の浮気現場で暴力をふるい家庭も仕事も失ったパット。事故で夫を失ったあと自暴自虐のビッチ的行動をとっていたティファニー。人生のどん底にいた男女の出会いと再起を描いた作品。

シリアスドラマの中にロマンチックな要素を織り込んだ事で、作品に深みが生まれてハートウォーミングな作品になっている。

パットが躁うつ病を患っていて…という設定も、病状は違うけれどメンタルの病を患っている私にとっては共感性が高かった。ただ療養8ヶ月じゃ全然足りないと思うんだよね(人によるんだろうけれど私は今の状態になるまで数年かかりましたし)。

タイトルからは想像できない、こんなにいい映画だったんだってびっくりする作品ですね。この監督さんは俳優の演技をひきたてる演出が上手いのかも。

ジェニファー・ローレンスがやはり一本芯の通った強さと繊細さを兼ね備えたティファニーを演じてるんですが、これがとても魅力的。ケーキのように複雑で、それでいて甘くでもビターな部分もあるという役柄。スタイルも良い。ブラッドリー・クーパーのパットは妻と復縁できるという希望を持ち続けているある意味ファンタジーな役柄でした。ロバート・デ・ニーロはパットのアメフト狂の父親役で、これも中盤の台詞で思いのたけを述べるシーンが凄く良かった。ぐっときちゃったんだわ…。見守る家族の思いって、そうだよね、私も似たような言葉を両親に言われました。

この作品は特に中盤から後半にかけてがいいね。言葉が見つからないのですが、とにかく、すっごく良かった!軽妙なタッチで大人の成長をユニークに描いて輝きを放つ作品になっていました。

 

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