トランス・ワールド

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トランス・ワールド

【概略】
森の中のキャビンに迷い込んだサマンサ、トム、ジョディ。寒さと飢えのため3人は協力し合い、次第に打ち解けていく。しかし、それぞれが認識している現在地や時代が全く異なることに気付き…。
SF

.0★★★★☆
低予算でもアイデア次第で面白くなるという作品の典型です。

一見無関係な登場人物たちがアレコレする間に謎が次第にわかっていくというもの。

森の中の小屋で出会ったサマンサ、トム、ジョディの3人の認識感覚がズレている事が予想外の展開へと向かわせる。

互いに身の上話をするうち、それぞれが違う土地にいるつもりだったとわかる。サマンサはニューハンプシャーだというし、ジョディはウィスコンシンだというし、トムはサウスダコタであると言う。森から脱出しようと歩いても、また小屋に戻ってしまう。

さらに驚くことに、彼らは別々の時代に存在しているということがわかってくる。サマンサは今年は1962年、ジョディは1984年、トムは2011年という。

そしてさらに突っ込んで話してみると、つまり…サマンサの娘がジョディでジョディの息子がトムであるということもわかる。母と娘と孫の3世代の血脈が集結ってことですね。

そして、4人目が出てきた時点で謎はさらに深まります。この森は戦時中のポーランドで、サマンサの父親・ハンス(英語がわからない)が出てきます。

自分たちがそれぞれ出産時、処刑、自殺で死ぬ夢を見たことから、もう自分たちは死んでいるのではないかと話していたところで、トムが「未来に起こるかもしれない夢を見ただけ」と反対します。これから、なんとかすればそれを回避できるはずだと。
「パックマン」効果が役立つところが面白いところ。

少々説明不足ではありましたが、真相もきちんと明らかにされており、多少強引ですがきちんと決着ついてるところは良かったです。一番危惧していた「実は死んでました」オチでもないのは良かった。あの強盗時の「金庫」の中身が関係しているんでしょうね。

ところでトム役のスコット・イーストウッドはクリント・イーストウッドの息子さんですが、似てますね。

 

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