しあわせの雨傘

0

しあわせの雨傘

【概略】
スザンヌは、朝のジョギングを日課とする優雅なブルジョア主婦。夫のロベールは雨傘工場の経営者で、「妻は美しく着飾って夫の言うことを聞いていればいい」という完全な亭主関白だ。ところがある日、ロベールが倒れ、なんとスザンヌが工場を運営することに。明るい性格と、ブルジョワ主婦ならではの感性で、傾きかけていた工場はたちまち大盛況!だが、新しい人生を謳歌する彼女のもとに、退院した夫が帰ってきた…!
コメディ

.0★★★☆☆
カトリーヌ・ドヌーヴさん主演、いつまでもお美しいですよね、ジャージ姿でも。やっぱり大女優の貫禄というのかオーラがあります。タイトルはドヌーヴさんの代表作「シェルブールの雨傘」に因んで付けられたんでしょうね。原題は飾り壷。
夫のロベールは典型的な亭主関白な男性、スザンヌはジョギングを日課としポエムを作るのが趣味なブルジョワ主婦。「私の居場所は?」妻は美しく着飾っていればいい、なんて、今の時代とは逆行しているけれどちょっと羨ましくもあるなー。そんなスザンヌが夫に代わって雨傘工場経営をする。これがいたって大繁盛。しかし夫が戻ってきて…という女性の自立心をあおる作品であります。
工場のストライキは当たり前、労働条件が酷すぎます。舞台は70年代のフランスですから、階級の差ってのがとくにあるのでしょう、家柄の格話も出てきましたね。

夫の浮気相手である秘書からも羨望の目で見られるようになるスザンヌの描写は面白おかしいですが、次第に明るみになっていく夫婦揃っての浮気の応酬は、やっぱりフランス映画だなあと思えるブラックなコミカルさでした。
また、経営をどうするかで女の敵はやはり女だったというところもなんだか納得しちゃうところでした。あげくに政界へ進出…とまでは行きすぎだとは思うけれど、これが当選しちゃうんだから驚き。
服装や小道具なんかもキッチュでお洒落。お飾りどころかディスコダンスや歌まで披露しちゃう、とっても素敵な元気になる作品でした。冒頭スザンヌがジョギングしている森の道も素敵!どこなんだろうな~。

 

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへにほんブログ村

映画レビューランキング

シェアする

トラックバックURL

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。